『進化は変革の中にあり』

総務委員会 委員長  塩 尻 雅 也

 昨今、私たちを取り巻く外部環境はめまぐるしく変化しています。政府は人口減少問題をはじめ構造的な課題も取り組む「地方創生」を表明しましたが、未だに予断を許さない情勢が続いております。 地域に根差した青年会議所運動も年々会員数が減少傾向にあり、継続発展が困難な時代となる中、求められる人材像は変化し組織力の向上や外部への情報発信は急務となり、メンバー同士の価値観や想いを一つにした上で責任世代である私たちが、地域発展という未来を見据えた青年会議所運動を行い、地方が成長する活力を創造することが必要です。
 本年度、スローガンである『不撓不屈』〜One for all , All for oneを礎に!〜のもと総務委員会は組織運営に必要とする的確な情報と目的を迅速にメンバーに提供し、3つの変革を主眼に置き組織進化を加速させます。 1つ目は『VISION』意識の変革です。青年会議所運動における活動意識を向上させるために、定期的に委員長会議を実施し、継続的な互助意識を高め情報の共有化を図ると共に、先輩諸氏から受け継いだ創始の精神を踏襲し強固な組織の基盤づくりを構築して参ります。 2つ目は『SYSTEM』運営の変革です。議案の確認や資料を早期に配信することはもとより、会議の設営や会議後の議事録作成等は委員会内で適正な業務分担を行い、委員会メンバー一人ひとりが自覚を持って会議の運営に携わる事で協調性が向上し、連帯感のある総務委員会を構築します。 更に、各委員会が担当する例会や事業においてメンバー出席率向上を目指し、リアルタイムな出欠情報を公開すると共に、各委員会のファシリテーターとして情報や目的の共有化を促進致します。3つ目は『INFORMATION』情報発信の変革です。 多くの人が様々な情報を共有できる時代となった今こそ、青年会議所運動を通して滝川市の魅力を認知して頂く必要があります。その為、ホームページ、SNS、YouTube等で例会や事業の告知をすると共に、愛郷心溢れる地域の魅力を効果的に情報発信して参ります。
 総務委員会とは、組織を円滑運営することにおいて非常に重要な役割を担っております。その本質は、青年会議所に所属するメンバーが成長し柔軟に活動できる環境を作るということです。 意識変革、運営変革、情報発信変革の三位一体がうまく機能することで、組織進化を加速させ、どんな困難や苦労があっても強い意志を持つ青年会議所運動が地方の創生を担い、進化し続けることを目標として邁進して参ります。